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アルバムのレビューとたまーに訪れる廃墟紹介のブログです。

秩父鉱山 日窒社宅群 来訪記

 

2017年7月8日

秩父鉱山日窒鉱山とも呼ばれる廃墟集落を訪れてきました。もともと廃墟には興味があったのですがクレイジージャーニーとか見てより興味が湧いて、関東で一番のはどこかと探したらこちらの秩父鉱山だったんですね。

 

町田駅から車で出発。中央道を使って山道をガタガタと登り三時間ほどで到着しました。山を上る最中は回りの壁は高くトンネルは明かりがなく暗くてとてもワクワクしました。ただ道は悪いので安全運転で行かないと危険ですな。

 

そしてまず現れるのがこの郵便局
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とても風情のある郵便局ですがなんと現役らしいです。そしてその後ろには工場が、こちらも現役でたまーーーに働いている人を見かけました。
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続いては木造の社宅がありました。二階建てで上に行きたかったんですがボロボロで危険だと判断しました。
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こんな感じでした。子供の靴がかたっぽだけおいてあって寂しい雰囲気でした。

f:id:hiromu04040620:20170710214105j:image公衆電話なのかなんなのかダイヤル式の電話がぽつんとおいてありました。
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こういう人形はあとから誰かが置いてったのかなんなのかわからないですけど明らかに怖がらせ目的でおいただろ!みたいなのも多くてちょっと覚めました笑 ただそれ以外は生活のあとが色濃く残っていて大変面白かったです。

そしてここからが主要な集落部


f:id:hiromu04040620:20170710214522j:imageこちらは一番メインの社宅の唯一の入り口からの写真です。布団や時代を感じるテレビが投げ出されていました。幸い床のダメージはそこまで感じなかったので中へ。
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衝撃でした。うわ!ほんとにそのままだ!と。こちらのお部屋はグラビア雑誌が沢山おいてあるのに女性用の下着が散乱していました。
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イタズラなのかグラビアが干されていました。
f:id:hiromu04040620:20170710214959j:imageそしてこちらが他のブログでも大きく紹介されていることの多いオタク部屋。
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なにやら難しいことが書かれた黒板がそのままかけたありました。
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雀卓の牌がそのまま置かれていたり。


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ピアノがそのままおかれていたり。
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とまぁ、色々写真を載っけたんですけれども個人的に写真ではあの雰囲気を一ミリも伝えきれていないと思っております。人工の音は何一つ聞こえず、ひとつの集落があるのにそこには自分一人だけ。一見怖い感じもしますが滅びの美学とでも言うのでしょうか。何故か魅力を感じました。

 

写真好きな人モデルやってる人、渋谷代官山でもう撮り飽きたよ、、なんて人たちにもおすすめです。ただ一応日窒さんの管理下であり、崩落の危険性もある場所です。最低限のルールやマナーは守って見学しましょう。